愛には愛しか答えが返せない

最高無敵よ マイヒーロー

誰かであって誰でもない【モボ朗読劇『二十面相』】

【モボ朗読劇『二十面相』~遠藤平吉って誰?~」】


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今回は観劇感想ブログという名の、未来の自分と共感する為の備忘録です。
多分これ開いている人が思ってるより長いです!
矢花侍ふ。の5倍くらいあります


あとすみませんが観劇してない人は何言ってるかさっぱりだと思います

ただのオタクの感想と解釈を一万字インタビュー並に長々と書いてるだけで何の説明もしてないので……


雰囲気だけでもの方は1度公式HPへ!
https://20faces.jp/











改めてキャスト、スタッフの皆さんお疲れ様でした!
初めこそ「矢花黎見にいこ〜」の気持ちでしたが、初日入っての感想は


「圧倒的に目が足りん」


そして何回か観劇したのにまだ見たい!!となった千秋楽…

ほんとに楽しかった!






江戸川乱歩作『怪人二十面相』】

今回の舞台は1つのストーリーを起承転結で追っていくという一般的な劇とはちょっと違って、このシリーズの原作からかいつまんで少しずつ"二十面相"と"明智小五郎"それを取り巻く人達のストーリーを朗読劇にしつつ、作者"江戸川乱歩"の真意もみんなで考察してみた!というような感じの舞台でそこが新しくて面白かったです。

初見こそあれ?あの話どこいった?となったりしましたが、2回目からはひとりひとりの声と表情を耳と目に焼き付けつつ終わったら考察タイムに入れて色んな気付きがあったし「あれ、あそこってもしかして………」って疑問を持ちつつ次の公演で納得!みたいな流れもあり毎回違う気持ちで楽しめました。


これに限らずですけど、この舞台は特に人それぞれ感じたことが正解って感じなのであんまり断言はしませんし、私が言ってることが違うと思ってもそれもまた正解なのでフーーンってな気持ちで見てください。


このままじゃ感想より前置きのが長くなりそうなのでさっそく感想にいきます!






細かいところの感想は後で触れるとして
まず驚いたのが

全部が生演奏な舞台


ちょっとした効果音から、BGM、ソロ楽曲まで全部舞台上で完結してるのすごすぎない!?


これでもいろんな舞台観劇してる方だと思うんですが、こんなの初めてなんだけど…?!

今回の会場はステージよりも客席が横に広く、席について普通に前向いたらステージじゃなくて機材じゃん。みたいな席が多かったのもあって、端の席の時は近くの大嶋さん(上手ミュージシャンの方)や、あさいさん(下手バイオリニストの方)を双眼鏡してたりしました。


この音何の楽器で鳴らしてんの…?とか気になった初日公演だったので
後日矢花座長が楽器紹介動画あげてくれてて、痒いとこに手が届くわぁと喜びました流石!
j-island.net


その紹介動画を見てからの効果音鳴らしてるとこ見てなるほどね!!ってなったしそれも楽しかったなぁ…


観劇した人にしか伝わらないと思うけど効果音とかBGMとかでの雰囲気の伝え方絶妙だなと思ったし、中々ないやり方だからほんと新鮮に楽しかった!


個人的には冒頭の方の二十面相が現場に現れて
『あいつは目に見えない、目には何も見えない〜』
のところのチュイッって音が絶妙で好きでした(細か)


あと、小林のターンで木琴みたいな音のとこ!
ポップで、子供っぽさ、可愛らしさ、ちょっと心配になる感じ!こんなにBGMで雰囲気変わるんだぁ楽器ってすごいなぁと思いました。(小学生の感想)




お察しの通りこんな感じでダラダラ長文が続きます、すみません。


はい、じゃあそろそろ本編にいきたいと思うんですけど………









小林くん鬼可愛くない?!!?







てか豊田くん声めちゃくちゃ良い〜〜〜!!
朗読劇すごい合ってたと思う
声のお仕事やらない!?誰か偉い人ーー!??!!!


あまりJr詳しくないので豊田くんの演技は初見だったんですけど公演後ずっと「ミタメヘン♪」ってなるくらいには好きでした
小林きゅんかわいい!!!

なんていうんだろ、キャラ作りされてるのにコテコテに作られたキャラじゃないというか…
豊田くんの子供っぽさも出てて(逆に矢花が精神年齢50歳なのもあり)無邪気な中学生であの空間で良い意味で浮いてるというか、流石はいつかの明智、いつかの二十面相であるかもしれない小林くんでしたね。

超トリッキーな感じ。


今とは時代が違うのもあるけど中学3年生頃って思春期真っ只中というか、
『女装が好きだな!』とか言われたら
「そんなことねーし!」とか言いそうなのに
小林くんの場合は

『あっはい。』

ってそれが何か?って顔であっさり認めるあたり流石の大物だなと思ったり。

でも『ヤダヤダ!尾行したい!!僕も先生のお手伝いしたい!!!!』みたいな子供らしさもある、そりゃみんな可愛がりたくもなるわって小林少年でした。



カーテンコールで舞台からはけるときに栗原さんやカズマさんと肩組んだり、手繋いだり、舞台袖までダッシュ競走したり最後まで可愛いさたっぷり豊田陸人くんにはトッポもびっくりだよ。


千秋楽のコメントで偉い人お仕事くださーい!してたのもかわいかったなぁ
私が偉い人だったらすぐオファーするのに……ごめんね…………

小林くんのせいで最近なんでも「多分上手くいくと思います!」って言っちゃうけどあれは小林くんが可愛いから許されてるだけなことに気付いたので今すぐにやめようと思います。


てか17歳なんだ…過激な言葉めちゃくちゃ出てきてたけど大丈夫?
矢花さんはいいけど豊田くんは心配だよ…

でもショタボでの『水攻め』良かったです…。

あとシンプルに歌が上手い!

サントラ出してください買います。







さて小林愛を語ったところで初座長をやりきった矢花黎さんの感想も書きたいんですけど、とりあえず一言いいですか?







サイコパス大好きなんだよ!!!








友達から「矢花どうだった?」って聞かれるたびに震えながら

サイコパス…矢花がサイコパス役で…(嬉泣」

って言ってた。
嬉しすぎて突然無くなる語彙力。


推しがサイコパス役やるの世界一好きなんだよね

てかオタクみんな好きじゃない?
推しに何でも好きな役やってもらえるとしたら食い気味で「サイコパス!殺人鬼!目がイッてる役!」って言うもんな〜(へー)



明智さんが、二十面相は血が嫌いで人を殺したりしないと説明した後

『その点は感心します。僕だったらそれを守れるか怪しいですからねぇ』

って言いながら笑った瞬間ヤバかった。まじで。ktkrwktkだった。



私、朗読劇初めてだったんですけどなんかもっとこう読みっぱなしって感じなのかと思ってたら普通に動かないだけでめちゃくちゃ演技するじゃん!

舐めてたすいません!


台本に目を落としながらも眼球が零れ落ちそうなくらい目をかっぴらいて二十面相を煽ってた明智さんにやられました…




願ったり叶ったりな明智さんだったんですがここでまた好きな要素が一つ


めちゃくちゃ考察できる題材だったこと

ここまで読んでる人はもちろん分かると思うんですけどこうやってダラダラ長文書くの大好きなんですよね。

矢花は私、私は矢花。なので(?)

だから見終わったあととか色々考えたりするのも楽しくて何回か観劇したけど毎回新鮮に楽しかったなぁ。





あと毎回新鮮に楽しかった理由の1つがアドリブ

言い方、声のトーン、スピードなどを変えて演じていくの毎回楽しみでした!




個人的に好きだったアドリブシリーズを挙げておくと



【尾行好きの小林くんにストーカーの説明をする明智さんの『ストーカー』の言い方】


多分初日は説明しよう!ストーカーとは…みたいな単語としてのトーンで『ストーカー』だった気がするのでこれがノーマルかな?でも何パターンかあって

・悪いことを教えるときのトーンで『ストーカー…』←ザ・明智さんって感じで超スキ

のび太さんのえっち!のトーンで『ストーカー!(高音)』←お茶目な明智さんで超スキ


とかとか…


【どうしても尾行したり明智先生をなんか手伝いたい小林くんがやらなくていいと断られても『う〜んでもぉ〜』ってゴネるときの明智さんの返し】


『いいから!心配するんじゃない。心配するんじゃないよ?』
ニュアンスだけど多分これが台本の台詞かな?師弟関係の小林くんに諭すような言い方の明智さん
でも日によってはその台詞の前に

・『ん~~とか言わないの!』

・『あ〜もう子供じゃないんだからぁ!』

とか親目線になってる明智さんもいたのがかわいかったり

(その後の『たまに僕のあとをつけていることは知ってるよ?』も脅すパターンと知ってるもんねーざんねーん!ってパターンかわいいよね)


【変装〜腹話術〜ブラックマジック〜地下室〜】

ここのところの言い方は1言1言キャスト全員毎回変えてて楽しみでした!
高い声だったり、イントネーションめちゃくちゃにしてみたり、キャラクターのように読んでみたり…





というか朗読の声のトーンの説明を文字でするのは無理があるわ。
難しすぎて絶対伝わってないと思うけど、その公演ごとに全然違ったと思うから他にもどんなパターンがあったか教えて欲しいです!

できればボイスメッセージで!(?)


こうやって色んなパターンのアドリブがあって本人達もその公演その公演で「そのパターンね?」って楽しんでるそう(6/23矢花ブログ参照)なのでそりゃこっちも楽しいわなとなりました。



パターンと言えばソロ曲も


矢花ソロ曲は2曲あって、1曲目は自分のベースを弾きながら歌う『誰かであって誰でもない〜』のやつ。

公演ごとで使うベースを変えつつ、アレンジも加えてて聴くたびにあれ?こんなベースラインだっけ?ってなったから多分変えてたんだと思う…

ISLAND TVの【二十面相のなかみ】でもベースを弾いてるところ映ってたけど公演前後に次はどんな弾き方しようかとか考えてたりするのかなって勝手ににんまりしました。

j-island.net



そして2曲目こそもうあれはアドリブのオンパレードだった…w
笑いそうになる日もトチ狂い加減にニヤニヤする日も見学者を予想する日もあって楽しみの1つでした!

小指立ってんの微妙に腹立つけど()


でも、あの曲は舞台冒頭で二十面相が同じ曲を真面目に歌ってるってことがまたミソなんですよね、しかもめちゃくちゃいい声で



てか小林くんと絡む明智さんどれもかわいくて大好きだった!


小林くんの『たぶんっ!上手くいくとっ!思いまぁ〜す!』のとこの矢花さん&栗原さんがかわいいのなんのって。

『小林は危険中毒。スリルアディクト。死の誘惑に自ら飛び込む。』
ここの台詞言いながらはぁやれやれ🤷🤦ってジェスチャーしながら小林くん見つめてる二人よ

平和かって!参観日かって!

あと矢花さんの『小林は運がいいだけ!』ってダメ押しするところ好き!



みんな大好き小林くんのソロ曲の時は、ノリノリになる栗原さんとカズマさんとは違って、腕くんで周り見渡してる明智のままの矢花さんが曲に合わせてお尻ペンするのシュールでおもろかった。

曲終わりで二人でやるポーズが毎回ダサかわいくてね!

陰キャが滲み出てて良かったですね。



  



そしてなんと言っても私的目玉コーナー!





このシーンがくると決まってニヤニヤそわそわしてました。


そう、明智さんが笑い転げてクラブになるところです。
(ごめん見てない人はなんのことかさっぱりだと思うけどホントにクラブなのよ、クラブ行ったことないけど。)

一応説明すると、明智さんが数分間ただただ一人で笑い続けて床に転がってニヤニヤしながらゆっくり立ち上がるんだけど、その時にかかる曲が明智さんの笑い声をサンプラーにいれてビートと明智さんの笑い声でリミックスされてるクラブで流れてるような曲なの。
全然上手く説明できません。ごめんなさい。

ちなみに上手の大嶋さんはDJやってて下手のあさいさんは拳突き上げてノリノリなのめちゃかわいいの。


あそこ超いいよね!?
もうただでさえ笑い転げてる明智さんサイコパスでめちゃくちゃ好きなのに演出まで異常じゃんこんなの




好きです。




ずっと笑い続けてるところも好きだし

その後うつ伏せになって動かなくなったと思ったらゆっくり顔あげるの!

そしたら真顔だけど笑ってんのそんでおもむろにポッケに手いれてフラフラで席に戻るの!!


こんなの1から10まで好きだよ!!!


あのシーンくるとめちゃくちゃニヤニヤしてた、マスクあって良かった〜!!!






あともう一つのニヤニヤポイント


後半の二十面相に煽られて

『黙れ黙れ黙れェ!!!』

って激おこする明智さん


何がいいってそれまでは台本に目を落としながらの演技だけどそこは顔上げて正面を見てるから顔がちゃんと見えるんですよね。


『…まれ…黙れ!黙れっ!!黙れェェ!!』


って消えそうに呟く声からクレッシェンドになるところも良き。
叫び終わったあと力が抜けたようにストンと椅子に座って目が虚ろな明智さん……




らゔ………





てか矢花黎さんいちいち芸細かいんよ!

矢花芸細か黎さん①

明智さんが大好きな、女装した小林くんをみて
『キレイだ………』
って言うところの唾を飲み込む音まで入れてくるの細っか!!
あと絶妙にキモいんだよなぁ…

矢花黎に普通じゃない演技やらせたらめちゃくちゃ上手いの何?適役すぎるでしょ、流石異端児。



矢花芸細か黎さん②

カーテンコール2回目までは"明智"だから右手つけてお辞儀してたけど
3回目は素でコメントして"矢花"に戻るから両手を前で組んでいつものお辞儀してたの切り替え細かくて好きでしたね!

割と切り替えすぐできるタイプなんですね、メモ…✍




ていうか今更だけど矢花黎さん超声よくね?


滑舌の向上を一心に活動してた矢花さん全然滑舌大丈夫だったよ

むしろ良かったよ



初日で後半声ガサついちゃって本人も気にしてたけど
ピンポイントで二十面相に追い詰められて焦りと戸惑いと恐怖とみたいなシーンだったから全然気にならなかったし
むしろこれわざとだったらすごいなと思ってたw
でも苦しそうにしてるの見たら私が咳払いしちゃったけど(?)




てかキャストみんな声いいんだなこれが…



豊田くんのかわいいショタボも栗原さんの深みのあるイケボもカズマさんの自由自在な通る声も全部いいじゃんか!

大嶋さんの激シブ歌声も良いし、あさいさんの千秋楽のコメント聞いたとき声かわいいー!!!ってなったよほんとにいい声集めすぎでしょ!


キャスティング素晴らしすぎる。スタオベ。
ありがとうキャスティングしてくださった方!!!










うん、ちょっとここまで興奮しすぎて好き勝手にオタク特有早口で書きすぎたので、ここからは少し真面目な話を。



さっきもちょっと書いたんですけど、劇中に二十面相と明智が同じ曲を歌うんですよね。


対立している怪盗と探偵が同じ歌詞の歌を


なぜかというと

【二十面相は明智 明智は二十面相】

だから




この舞台を一言で説明するならこれを言うかなってくらい繰り返し繰り返し出てくるフレーズ。


さらには



【二十面相は明智で、明智は小林で、小林は二十面相。】





というアレンジ付き

多分見てない人にはなんのこっちゃだと思う。
これに正解はないしそれぞれの解釈があると思うから色んな考えを聞いてみたいのだけど一旦自分の解釈を書いてみます。







まず明智さんの台詞にもある




『原子が粒子であると同時に波動であることを思い起こさせる。』






…………うん、誰か元髙さん呼んできて!

バカなんですぐにググりました、さーせん。





≪原子≫
物質の基本的な構成単位粒子

≪粒子≫
物を形づくる要素としての細かいつぶ

≪波動≫
同じようなパターンが空間を伝播する現象
量子力学では、物質(粒子)も波動的な性質を持つとされている



一見違う物のように呼び方は違えど"本質"を見たとき、全部原子であり粒子であり波動である同じモノってことですね。(だよね?)





【二十面相は明智で、明智は小林で、小林は二十面相。】

これも一緒で



一見違う物のように呼び方は違えど"本質"を見たときに同じモノだから。



二十面相→犯罪者
明智→探偵
小林→探偵助手


真逆のように見えても二十面相を追う為に法を侵す明智は犯罪者であり

それに憧れて同じような事をする小林もまた犯罪者で

明智の裏をかいて行動する二十面相も見方によれば探偵


それでいてそれぞれ法律や道徳に囚われず簡単に言うと『普通じゃないサイコパス達』の本質は同じ。




これは観劇2回目で気付いたんですけど、舞台冒頭では

『あの男の本名が遠藤平吉であるというのは聞いたことがある』

という台詞だったのが本編最後では

『あの男の本名が明智小五郎であるというのは聞いたことがある』

になってるの鳥肌立った……




この舞台は【二十面相】が題材になっているので遠藤平吉(二十面相の本名)の説明から始まるのはわかるし、サブタイトルで『〜遠藤平吉って誰?〜』って言ってるしね。

それがこの舞台の結論として『〜遠藤平吉って誰?〜』は『〜明智小五郎って誰?〜』にもなるって…

最後の最後で伏線回収してまとめてポーンってこっちに投げてくるスズカツさん…





そしてもう1つ



【誰かであって誰でもない】



このフレーズも何度も出てくる上、ソロ曲のいわばサビにあたるような歌詞にも使われてます。


これは「変装の名人で色んな顔を持ってるからでしょ?」っていうまぁそれもそうなんだけど、その1言だけでは片付けられない気がして。


劇中にも登場した『読書』というワード。

あくまでもこの舞台は原作があって、それを読んだ演出家の鈴木勝秀さんが読み取った解釈で進んでいく舞台。

でも同じ物語を10人が読んで10人全員同じ感想なことはないし、「ここが嫌だった」「これは好きだった」「この人はこういう人だよね」ってそれぞれの感想を持つと思う。

それが「二十面相かっこいい!」だったり「明智怖いから嫌い」だったり私のように「サイコパス大好き(嬉涙」だったり…()


人によって捉え方が違う事が


【誰かであって誰でもない】


のかなと思いました。



アウトローで法も常識も道徳からも自由な"明智小五郎"】
って大枠はあれど、読者によって受け取り方が異なるから、アドリブでこの人そんな声で喋るキャラ!?ってなりかけたときに、自分が思ってる明智は誰かの明智ではないんだなって気付いて頭抱えたもんな……



まぁ結局、正解も不正解もない答えを考えてる時間が一番楽しいよね!


この程度全然考察でもなんでもないけども、いくら人にこうなんです!って言われてもそう思えない時もあるし、観劇したあとにあれってそういうこと!?って一人で納得したり人の考え聞いてそれもあるな?ってなるのも楽しいじゃん。

ってなわけでこうやって1人でニヤニヤしながら思い出しては考えて長文書いてるわけですね!



矢花黎さんもこういう"混み入って難しい話が大好き"じゃないですか。

だから本人も言ってたけど、この舞台が初外部の舞台で初座長で良かったなぁとほんとに思いました。




本人は千秋楽で

『雇われ座長』
『座長って自覚がなくて皆さんの力あっての…』

って言ってたけど

「これまでの公演では自分だけコメントしてたから、千秋楽は全員にコメントしてもらおうと計画してたので!」

とマイクカバー(コロナ対策)まで用意してあって、それをまた自分で付替えてるあたりちゃんと座長してるじゃんって泣きそうになってしまった…。




今まで矢花黎が見てきた座長というものがどんなだったか

どんな風に映ってたかは分からないけど

【座長】って呼び方なだけで【誰かであって誰でもない】ので正解はないし

矢花黎らしい座長をやり遂げたことに間違いがないのは、周りのキャストさんの柔らかい表情と観客の拍手で分かります。



スタッフさんは勿論、会場に足を運んだ方達、この状況下で観劇を諦めた方達、全ての人達に感謝して
さらにそれをきちんと言葉にして伝えられる矢花黎は、しっかりと頼もしい座長でした。






『この経験をこれからに必ず生かして!あ、ハードルあげちゃったw』

って言ってた矢花さん。





この9日間13公演を休演日なしでクオリティを上げ続けながら完走したことに、自信を持って欲しいです。

ほんとにすごい。



これを糧にした矢花黎がこれからめちゃくちゃ楽しみですね!

ハードル上げとくので余裕で越えていって下さい。

そしてまた舞台のお仕事が来ますように!!




キャストさんスタッフさんお疲れ様でした!
本当に楽しい時間をありがとうございました!